【ネタバレ無し!】実写映画化「るろうに剣心」の楽しみ方

趣味の世界

中学生時代の愛読書が「るろうに剣心」で台詞を一字一句覚えるまでに至ったのが私、ほうれん草です。

過去に我々の青春時代を共に過ごした数々の名作漫画がどんどん実写化されていまして、僕の愛読している「るろうに剣心」も例外なく実写化されてます。

最初に実写化が決まった時はかなりワクワクしたのを覚えてます。漫画を実写化した映画があまり好きではないという方は多く、その理由のほとんどが「全然違う」「コスプレにしか見えない」といった感想をよく耳にします。

原作のファンとしては当然だと思います。

ただ、僕は映画化することで漫画以上、もしくは同等の感動が得られるとは思っていません

原作の漫画の大ファンですが、映画は別物と割り切って考えていて実写映画ならではの楽しみ方を考えながら見ています。

なので自然と期待のハードルは全然違ってくるのです。

そこで今回は、僕が何度も読み返した漫画「るろうに剣心」の実写映画化の楽しみ方を解説しようと思います。

もちろんネタバレは一切無しです!

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実写映画に期待しないコツ

楽しみ方の前に、大前提となる僕の考え方をお伝えします。

原作の大ファンのため、自分の考える原作の良い所が映画でしっかり表現されてないためガッカリするということは多いですよね。

自分の大切にしてるものがビジネスに利用されているだけに感じて腹立たしいものです。

気持ちは分かります。

ただ一方で、自分が一番好きなラーメンが他人の一番好きなラーメンになり得ないのと同じように考えると少し落ち着くことはできるのではないでしょうか?

それでも、ビジネスに利用しやがって!という腹立ちはおさまらないでしょうか。

そんな時は僕は、思い切って自分もビジネス視点で考えるようにしています。

例えば、僕が大好きな「るろうに剣心」の映画化プロジェクトを僕に任されたとしたらどうでしょう?

もちろん想像の世界なので自由です。

しかし現実的な予算(使えるお金)や、「るろうに剣心」を知らない人、を想定してそれは2時間程度におさめなくてはならないと考えると少し気が遠くなってきますよね。

原作に忠実に作れば予算も時間も足りず、オリジナリティもないから原作を読めばOKという結論になってたくさんの人に見てもらえなくなったりするのです。

ですので「実写映画におさめること」を前提に映画化を考えると、作品に期待することに新しい視点がおりてくると思いませんか?

僕はこれを実践して毎回楽しみにしてます。

「あのシーンはこういう風に撮ってほしいなぁ」「この必殺技はどうアクションするんだろ?」「あのセリフは原作のまま言ってほしい!」などなど。

こういう風に考えをふくらませてから映画を観ると、まるで答え合わせをしているようで楽しいです。

映画の方が想像していたより、あのシーンがずっと魅力的になってる!という発見があると嬉しいのです。

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実写映画「るろうに剣心」の楽しみ方とは?

この記事を書いている2021年5月7日(金)時点は、るろうに剣心の「THE FINAL」が上映されていて約1ヶ月後に最後の映画「THE BEGINNING」が上映予定です。

ですのでこの記事は「THE FINAL」までの鑑賞した段階で執筆していることになります。

しかしながら、ここまでの鑑賞でこの「るろうに剣心」シリーズの最大の楽しみ方を発見したのでそれをぜひお伝えしたいです。

結論、それは「悪役の役者っぷり」です。

「るろうに剣心」が他の少年漫画と圧倒的に違うのは、剣心と対決する悪役たちの魅力です。

悪役ながらカッコいい!というものではなく、人間としてのリアリティが詰まった迫力があるということです。

例えば主人公最大の宿敵である志々雄真実(ししおまこと)という敵キャラは、明治政府を崩壊させるために内乱を起こそうとする悪いヤツです。

しかし彼はもともとは江戸時代末期に江戸幕府を打ち倒すための明治維新側の暗殺者として働いていました。

自分をさんざん使った明治維新が、江戸幕府が倒れたとたんに自分をフルボッコにした上に、油で焼き払ったことから明治政府に恨みを持ちます。

そこで自分が必要のない世の中を明治政府が作るのなら、自分で自分が望む日本を作ろうとして明治政府の打倒を目指すという人物です。

このように歴史的な背景が細かく設定された悪役は非常に血が通っており、悪役ながらも自分の理想のために突き進むその姿にファンは多いです。

そして実写映画では、この志々雄真実(ししおまこと)を演じるのは藤原竜也です。

志々雄真実(ししおまこと)は全身に包帯を巻いたキャラクターなので、見た目では藤原竜也だと全く分かりません。

ただ、藤原竜也が演じる志々雄真実(ししおまこと)は実に素晴らしい志々雄真実(ししおまこと)なのです。

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徹底的にこだわった配役

僕の想像ですが、配役はかなり映画の製作陣はこだわったように感じてます。

先程の藤原竜也演じる志々雄真実(ししおまこと)もそうです。

劇中では個人の野望として国家を潰そうとする志々雄真実(ししおまこと)の「狂気」がしっかり表現されていました。

まともな人なら絶対に考えないことを考え抜き、手段を選ばず誰も信頼せず突き進む圧倒的な思想はまさに「狂気」と言っていいと思います。

これが藤原竜也演じる志々雄真実(ししおまこと)がビシビシ伝わってきます。

もう少し遡ると、るろうに剣心の映画1作目に登場する香川照之演じる武田観柳(たけだかんりゅう)にも同様のことが言えます。どちらもイっちゃってる感じがしっかり表現されていて、原作のファンの僕は納得の迫力です。

おすすめの配役は以下になります。

役者:役名

藤原竜也:志々雄真実(ししおまこと)

香川照之:武田観柳(たけだかんりゅう)

神木隆之介:瀬田宗次郎(せたそうじろう)

上記はストーリー的にも重要なキャラクターのため、劇中で十分に堪能することができます。一人の原作ファンとしては圧倒的な個性、狂気が爆発してる演技がされているのでとても魅力的です。

漫画の過剰な表現は、実写だとおとなしく感じることが多いと思いますが、こちらの役は実写というフィルターを通してもなお色濃い「狂気」を観ることができます。

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今回の「THE FINAL」で特に見てほしいところ

現在公開中の「THE FINAL」は、ストーリー的には剣心の最後の敵が登場します。

それは雪代縁(ゆきしろえにし)というキャラクターで新田 真剣佑が演じています。

この雪代縁(ゆきしろえにし)は復讐者として剣心の前に登場し、圧倒的な憎悪の念をもって徹底的に剣心を追い詰めるキャラクターです。

これを演じるのが新田 真剣佑ですが、原作の雪代縁(ゆきしろえにし)を完全に再現しており、コスプレを超えたリアリティが表現されています。

そして上述の通り、雪代縁(ゆきしろえにし)は復讐者です。人生の半分以上を剣心への復讐のために費やし、とうとう計画を実行に移すというのが映画のストーリーになります。

ですので先程の志々雄真実(ししおまこと)が理想を追い求める人物だとすると、雪代縁(ゆきしろえにし)は破滅に向かう人物です。

ですのでアクションシーンも復讐者としての感情剥き出しの動き、「狂気」(何度もすみません、、、)がアクションの1つ1つに滲み出ていてとても惹き込まれます。

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さいごに

原作のファンとして熱い気持ちを記事にそのままブチ込んでしまいましたが、まだ観ていない人はぜひ映画館に行ってほしいと思います。

そして、他の少年漫画にはない「演じられる狂気」を目撃してほしいです。

僕はこの「るろうに剣心」シリーズを通して、演技の威力的なものを初めて知りました。

これからの映画鑑賞がより豊かになりそうです。

ただ観るのではなく、自分の映画の見方を養うのも楽しみ方のひとつかもしれませんね。

それでは。

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