【心理学で変える】少数者影響過程で多数派に変化を促すには?

フリーランス

ドラマや漫画を観ていると、主人公が相対するグループ(敵や集団)に圧倒的な影響を与えたり論破して事態を解決するシーンがよくあります。

 

ドラマの半沢直樹はその部類と言えそうです。観ていると爽快な気分にさせてくれますよね。

 

しかしこのようなことは現実社会でできるのでしょうか?

 

社長や役員など権限のある人の言葉であれば、命令としてすんなり行き渡ることでしょう。

 

ただ、ドラマのように少数に属する人(たち)が多数派を変えることはできるのでしょうか?

 

これについて科学的に回答をくれるのが、本日ご紹介する心理学です。

 

キーワードは少数者影響過程です。

 

▼この記事が参考になる人
・自分が少数派で何とかして多数派を納得させたい人
・少数者影響過程に興味のある人
・心理学に興味のある人

 

今すぐ必要じゃなくても、引き出しとして知っておくと使える武器になりますよ。

 

ぜひ楽しんでいってください!

 

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少数者影響過程とは?

少数派が多数派に影響を与える場合、どのような影響力が存在するのかをみた実験があります。

 

それがグリーン・パラダイム実験と呼ばれるものです。

 

多数派の中にサクラ(少数派)を仕込み、サクラにあえて多数派と異なる回答をさせた場合に、多数派がサクラ(少数派)に影響を受ける過程を見るものです。

 

図で示すと以下のイメージになります。

 

少数者影響過程のイメージ

 

この実験で分かったことは、サクラ(少数派)が多数派に影響力を及ぼすには一貫性が重要ということです。

 

少数派が自信の主張を曲げずに一貫性のある回答を貫き続けることで、多数派は少数派に影響されます。

 

一方で少数派が多少なりとも譲歩するようにして主張を変えてしまうと、多数派に対する影響力は落ちてしまいます。

 

また、多数派と少数派にそれぞれ傾向があり、多数派が保守的に対して少数派が革新的などがあります。

 

そして、少数派が多数派に影響を及ぼすには、少数派と多数派に共通点があった方がより変革を起こしやすいということも分かっています。

 

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少数者影響過程を利用して相手に影響力を持つには?

よく、「長い物には巻かれろ」という言葉が言われますが、これは1つの主義として否定できるものではありません。

 

ところが社会に出て働いていると、どうしても少数派に属して物事を進めないとならない場面が出てきます。

 

例えば会社の新規プロジェクトはその1つと言えるでしょう。

 

これまで会社に無かった新しいものは、取り組みや存在自体が目立つので少数派的な扱いになります。

 

ですので、もし自分が上記に限らず少数派に属することになった場合は、多数派に対してどのように振る舞うべきかは知っておいた方が得です。

 

では、どのように振る舞うべきでしょうか?

 

結論は、主張を貫き多数派と共通点を持ち続ける。ということです。

 

主張を貫くというのは、新規プロジェクトの場合はその取り組みの重要性が1つ言えるでしょう。これを当人が信じきれないことには進みません。

 

そして共通点を持ち続けるというのは、新規プロジェクトの一員として他部署含むそれ以外の人、多数派と共通点を維持するということです。

 

具体的に言うと、会社の利益に貢献するという意味では共通の目標と言えますし、以前は同じ部署だったという認識も共通点と言えます。

 

つまり、自分が少数派で相手が多数派だからという理由で壁を作らず、関係上はフラットに付き合い続けることが重要だと言えます。

 

これによって、自分が少数派であっても必要に応じて多数派が協力してくれたり、自分の要望を聞いてくれたりする可能性が高まるのです。

 

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さいごに

多数派か少数派かというのは、その人の考え方や性格、主義や主張によって様々です。

 

簡単に言い切れるものではないで、普段は多数派の自分も事情によっては少数派になることも考えられます。

 

むしろ会社側から新規プロジェクトを任されるなど、役割としての少数派もありえます。そのような時にすぐに打ち手を考えられるように、少数者影響過程の心理テクニックを頭の片隅に入れておくのは良いでしょう。

 

今回は少数者影響過程の記事を執筆するにあたって、以下で紹介する本を参考にしました。

 

少数者影響過程の他にも、身近な心理学のテクニックがたくさん紹介されているのでぜひ参考にしてみてください。

 

それでは。

 

 

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