現在はブログを運用にセットと言っても過言ではないSNS、ツイッター。
両方テキストを軸としたコンテンツで親和性が高いことからセットになっていて、ブログを運用しながらツイッターで発信を併せて継続している人は多いです。
もちろん僕もその1人で、ブログの運用だけでなくツイッターの運用についても知見を高めようと先日こんな本を手に取りました。
『共感で広がる公式Twitterの世界 東急ハンズ流企業アカウントの育て方』
手に取るきっかけとなったのが「東急ハンズ」が主語になっているということ。
東急ハンズといえば過去に雑貨でいろいろとお世話になった記憶がありますが、そのツイッターの中の人が企業アカウントの育て方を紹介している本が出ているといるということで手に取りました。
僕は企業アカウントの運用はしたことはないですし、する予定もないのですが、僕のようなブロガーとは別の視点でツイッターを活用される人はどういう点に注目しているのかが気になったので読んでみました。
そこで今回はこの本の紹介とともに、知識として使えるツイッターの運用テクニックをお話していこうと思います。
ユニークな本でしたがすごく読みやすくて1日で読み終わりました。
ぜひ楽しんでいってください!
結論はコミュニケーション
企業アカウントならではとも受け取れそうですが、ツイッターをうまく活用するにはこれが最重要だとあらためて気付かされました。
僕はブロガーなので関係ない、という風に受け流せそうですがそれは間違いです。
この本ではコミュニケーションを結論として、それに至る内容としてブランディングを指摘しています。
これは多くのブロガーが力を入れていないところだと感じたので目から鱗が落ちるような感覚でした。
ブログも事業として注力するのであれば、ブランディングは欠かせないはずです。
ツイッターで拡散を目指すのも大切ですが、「知ってもらう」のと同時に「覚えてもらう」こともしないと時間がかかるばかりです。
企業アカウントは既存の看板があるから別次元の話に思えそうですが、同じくツイッターを活用しようというのであれば、これは大きなヒントになります。
プロフィールを完成させて終わり。なのではなく、ブランディングのためにツイッター上でどう振る舞うか?これを考えるのも大切ということです。
企業アカウントの組織の中の立ち位置
大きな企業になると、様々な部署があるのと同時に各部署の歴史や力関係も出てきます。
当然、企業アカウントを運用するような役目は組織構造の観点でみると業界的にも歴史が浅いのが必然です。
この東急ハンズの中の人は、ライトな書き口ではありますが企業アカウントの運用者として組織内の立ち振る舞いや人間関係のテクニックにまで網羅して説明してくれていてとても読み応えがあります。
例えばもし自分が急に企業アカウントの担当者になったところを想像してみてください。
隣の部署の人や、別部署の上司に「バズらせてよ」と軽々しく声をかけられるのは容易に想像できると思います。
その時にどのように返答するのがのぞましいでしょうか?
この著者はその点についても言及されていて非常に心強いです。
このように、企業アカウントのツイッター内部での育て方に限らず、外部つまり自社組織内での育て方にまで網羅的に解説してくれているのがこの本のユニークで有益なところだと感じました。
さいごに
面白い内容だったので他にもエピソードを紹介したいのですが、あまりやりすぎると問題になりそうなのでこの辺にしておきたいと思います。
しかしながら、SNSを活用する上で企業と個人だと参考にならないように思えてしまいますが実は全然そんなことはなく、むしろ個人運用で見落としている穴を見つけるきっかけとなった非常に有益な本でした。
一読しておいて損はないのでぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
それでは。
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