会社や学校で、空気を読むままに流されてしまい、本心でそうは思っていないにも関わらず同意してしまうことがあると思います。
周囲に合わせていると、周りに流されているのは自分だけ?という風にネガティブに考えてしまうことがありますよね。
これは実は心理学的に解明されている話で、あなただけの問題ではありません。
人は誰しもそのような空気に流されてしまうことがあるのです。
これを心理学では「社会的勢力」と呼んでいます。
▼この記事の参考になる人
・周りに流されていて困っている人
・社会的勢力を知りたい人
・心理学に興味のある人
ぜひ楽しんでいってください!
社会的勢力とは?
社会的勢力は言い換えれば権威性と言えます。
両親や学校の先生、お医者さんなど、権威を持つ人たちの言うことを私たちは盲目的に信じる傾向があります。
自分が社会を知るにつれて分かることですが、両親はもちろん学校の先生やお医者さんもミスを犯す人間であることは理解できるでしょう。
しかし、我々はその権威に素直に従ってしまいます。
これをもう少し広い意味で捉えたのが、今回ご紹介する社会的勢力です。
図で示すと以下のようになります。
先ほどの両親や学校の先生というのは、上記のイメージでいうところ専門勢力と言えます。
おもしろいのが、参照勢力というものです。
好意を抱いている相手に対して我々は服従してしまうというもの。
キャバクラで大金を使ってしまう大人や、ホストクラブで貢いでしまう女性などはこの参照勢力の影響を受けているといえそうです。
社会的勢力の対策は?
このような社会的勢力に立ち向かうのは少々厳しいです。
全ての権威に疑ってかかるのは現実的ではないからです。
そのため、ここでは過去に執筆した関連性のある心理学を紹介していきます。
まずは権威の心理学の実験で最も有名なアイヒマン実験です。こちらで権威に関する知識をまずは深めることをおすすめします。
想像以上に人が権威に服従してしまう生き物ということをご理解いただけるはずです。
次に権威に対する防衛法を具体的に示している記事がこちらです。ただ、人がどのような時に権威に対して盲目的に服従してしまうのかを知っているだけで応対はこれまでと変わってくるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
最後にご紹介するのが参照勢力に該当する好意の権威性に対する防衛法です。
おそらくこちらがもっとも身近でやっかいな社会的勢力になります。
知っておいて損はないです。
さいごに
社会的勢力は身近な心理学です。
これを悪用してあなたをいいように使おうとする人が世の中にたくさんいます。
あなたが「良い人」で終わらないためにも、この社会的勢力をしっかりと理解して備えておくことをおすすめします。
今回のこの記事は以下で紹介する本を参考に執筆しました。
私自身、昔から「良い人」で終わることが多く、気づいたら得することの少ないことが多かったです。
ですがこの社会的勢力を理解したおかげで、事実を明確にして騙されないテクニックを身につけることができました。
心理学はこのように身近な事象を丁寧に教えてくれるのでおすすめです。
ぜひ以下で紹介する本を一度は手に取ってみることをおすすめします。
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