【心理学で考える】バランス理論で人間関係を断捨離しよう

心理学

周囲の人と雑談をしていて、自分が好きなマンガやアニメの話を切り出したときに相手が「自分はそれ嫌い」という風に切り返されて寂しく感じたことはないでしょうか?

正直は悪いことだとは思いませんが、わざわざ言わなくてもいいのにと思いますよね。

嫌いなどと言われてしまうと、相手が本当に嫌いかどうかは置いておいても自分の趣向で相手に悪いことをしてしまった気になりますし、一方で相手の無神経なところにもがっかりしてしまいます。

なんともやり場のない感覚になりますよね。

これは心理学でバランス理論で説明することができます。

今回はこのバランス理論を紹介するとともに、人間関係の断捨離まで考えていこうと思います。

▼この記事が参考になる人
・相手のと合わない感じがしてどうしていいか分からない人
・すぐに嫌い発言をする人が近くにいる人
・心理学に興味のある人

ぜひ楽しんでいってください!

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バランス理論とは?

バランス理論は、自分と相手と対象物の関係上でそれぞれの態度によってバランスがとれているか、というものです。

例えば私は犬が好きで、相手のことも好きだとします。しかし相手は犬が嫌いだとするとバランスはマイナスと言えます。

一方で相手も犬が好きだとすると、バランスはプラスととれます。

図で示すと以下のイメージです。

バランス理論のイメージ

好きな相手が自分と好きなものが同じだと嬉しくなりますよね。

これがバランスが取れている状態です。同時に好ましい状態です。

現実的にこのような状況は難しそうですが、自分の周りの人がプラスのバランスで保たれていたら楽しいですよね。

次からはこのバランス理論をヒントに人間関係を考えてみます。

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プラスのバランスを目指して人間関係を断捨離しよう

結論はバランスがマイナスになる人間関係は断捨離の対象で良いと考えます。

ただ、そう簡単にいかないのが現実世界ですよね。

職場の人間関係は特にそうです。

ですが自分の周囲がプラスの人間関係で溢れていたらきっと楽しいでしょう。

ですので、ここでは周囲の人間関係をプラスのバランスにする人間関係の断捨離を考えていきます。

会社の人間関係で考えると、仕事を通じてバックボーンの異なる人たちがまとまるのは簡単なことではありません。

ですが、その一人一人と少しでも共通点を見つけ出す、プラスのバランスになる共通点を見つけ出すことで人間関係を良くすることができます

極端な話、敵対する部署の人であっても、自分と同じく犬が好きと言う共通点を見つけ出して犬について楽しく話せる関係を作れれば、それはプラスのバランスがとれていると言えます。

このように、同じ相手でも一方はバランスがマイナスでも一方はプラスのバランスが取れている部分があれば人間関係はずっと豊かなものになります。

これを意識して相手と接してみるだけでも人生変わりそうですね。相手の良い面を見ようとするのは大切です。

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さいごに

バランス理論をもとに人間関係を考えてみると、人の気が合う、合わないというのはずいぶんいいかげんなものに見えてきます。

なぜなら相手のいい面を自分から見ようとしていないからです

もし自分からいい面を発見できれば、余計なストレスを抱えなくても済みますからね。

今回はバランス理論を紹介しました。

この記事を執筆するにあたって以下で紹介する2冊の本を参考にしました。

バランス理論以外にも使える心理学のテクニックがたくさんありますのでぜひ参考にしてみてください。

趣味レベルでOKなので、心理学に触れてみると楽しいですよ。

それでは。

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