【人を育てる心理学】オペラント条件付けで人を動かそう

心理学

会社員をやっていて気づいたことがあります。

 

それは多くの人が他人を褒めなかったり、賞賛しようとしないことです。

 

日本人独特の文化なのかもしれませんが上司たちを見ていると、組織を良くしようという課題感が強いのにも関わらず、部下やチームメンバーの行為を褒めたり賞賛して認めようとするのを全くしない人が多いのです。

 

個人的にはそこで一言気軽に褒めたりするだけで相手も自信を持てるので、結果的にお互いが気持ちよく働ける職場になるのにな。といつも感じていました。

 

ところがこの何となく感じていたことは、心理学でオペラント条件付けとして解明されている事実でした。

 

そこで今回はこのオペラント条件付けを紹介し、他人からの評価でその人の行動がどう変わるのかを紹介していきます。

 

▼この記事が参考になる人
・他人を評価することが心理的にどう影響するのかを知りたい人
・自分のチームの雰囲気を良くしたい人
・心理学に興味のある人

 

ぜひ楽しんでいってください!

 

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オペラント条件付けとは

人は社会性を持つ生き物でして、社会を維持するために本能的に他者からの評価に我々は影響を受けています

 

その評価は大きく分けて肯定と否定というように2つに分けられますが、それぞれに対して人がどのうように影響を受けるのかを心理学は解明してくれています。

 

そのように受ける心理を、オペラント条件付けと呼びます。

 

図で示すと以下のイメージです。

 

オペラント条件付け

 

ある意味当然の心理とも言えます。

 

自分の行為に対して肯定されて褒められると人は嬉しくなりますし、その行為に自信を持ってより積極的になります。

 

反対に否定されたり叱られたりすると、落ち込んで態度を改めたりします。

 

当然と言えば当然ですが、それを分かっていても実行に移せていない人は多いです。

 

ですので、科学的に解明されているこの効果を使って、我々の生活をよくするために具体的に考えていきましょう。

 

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オペラント条件付けを我々の生活で使ってみる

上述の通り、どうやら日本人は褒めるのが苦手なようです。

 

しかしオペラント条件付けで理解できた通り、相手を褒めることは周囲の人間のモチベーションを高めることができます。

 

これを職場に置き換えて考えてみると使わない手はないでしょう。

 

大切なのは相手を褒めることをクセ付けることです。

 

明らかに優秀な成果を上げた人を褒めるのは当然ですが、普段の会社生活の中で相手のちょっとした気遣いや、相手の良いところを言語化して自分の口で相手に賞賛を伝えることが大切です。

 

普段から相手を叱ってばかりいる人からしたらハードルが高いかもしれませんが、自分が変わらないことには相手も変わらないとはまさにこのことですね。

 

「いつも気がきくね」「今日の発表すごく分かりやすくて良かった」「君の選ぶランチはいつも美味しいね」など、何でも良いので相手を賞賛することをクセ付けましょう。

 

これによって相手も自信を持ち、良い雰囲気が生まれて結果的に自分に返ってくるものです。

 

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さいごに

オペラント条件付けは内容を聞くと当たり前に感じますね。

 

ところが、それを知った上で実際に使っているかどうかはまた別問題です。

 

むしろ当たり前だと思っていることほど実行に移せていないことが多いのではないでしょうか?

 

心理学はこのような点にも気づかせてくれます。

 

自分がちょっと振る舞いを変えるだけで人生が豊かになるのであれば、これは使わない手はないですね。

 

ぜひ参考にしてみてください。

 

今回ご紹介したオペラント条件付けは以下で紹介する本を参考にこの記事を執筆しました。

 

オペラント条件付け以外にも使える心理学のテクニックがたくさん紹介されているのでぜひ参考にしてみてください。

 

それでは。

 

 

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