職場で使える、「イラッ」を落ち着かせる方法

コラム

学校と違って会社は色々な人と付き合わなきゃならない場所です。

距離をおいても「仕事」という言葉で付き合わざるを得ない状況になります。

「何でそんなこと言うかな」「一言余計なんだよな」「分かってないな」と感じて反射的にイラッとする方は多いと思います。

それは僕も同様です。

ですが、僕はある方法を試してみたことでずっと気持ちを楽にすることができるようになりました。

「イラッ」とすることは未然に防げませんが、僕はある方法を試してから、「イラッ」としたことに対してすぐ落ち着いて対応できるようになってきました。

そこで今回は、僕が身につけたある方法についてお話したいと思います。

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良くしようとしないこと

結論はドライになることです。

僕が一番会社でイラッとするのは、調べればすぐわかることを聞いてきたり、分かりきったことを聞かれる時です。

この原因を深堀りすると、僕は会社を良くしようという気持ちが働いてしまうことで、反射的な反応として「イラッ」とすることが分かりました。

他の人がそうであるように、自分で確認することができればお互い余計な時間や労力をかけずに済みますよね?

しかしこの考え方が自分にとって良くないのです。

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自分の責任の範疇を考える

僕がもし新人の教育担当であれば、そのような指摘をすることは重要です。

しかしながら今の自分はそのような立場ではないので、実際の業務上は指摘する必要はないのです。

そのような業務遂行を管理するのは、一般に中間管理職などの業務になります。

ですのでその人に指摘するのではなく、中間管理職に依頼することが正しいのです。

まずはこのように考えてみることで、自分の責任感をほぐし始めてみてください。

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そのメリットを考える

自分に責任がない事を再認識できたら、指摘することのメリットを考えてみましょう。

仮に指摘した場合、対象の人が納得して行動を改めてくれる可能性はありそうですか?

僕は多くの場合は無いと考えてます。

職場の横の繋がりが意識的に強い場合や、相手の意欲によって変わりますが、多くの人は指摘を受けて紳士に受け止めることはできません

これは僕自信そういう所があるので日々反省なのですが、人は本能的に保守的な部分があるので、1回の指摘で変化を受け入れられる人はほとんどいないと考えていいでしょう。

ですので、わざわざ労力をかけて指摘することは無駄になります。

つまり我々だけでなく、相手にもメリットが無いのです。

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付き合わないのが吉

自分の責任も無いし、メリットも無いことが分かりました。

さいごにお伝えしたいのが「付き合わないのが吉」ということです。

付き合わないというのは、対象の人と距離を置くということだけではありません。

イラッとした自分の感情にいつまでも固執しない。という意味の「付き合わない」も含みます。

ここに時間を割いても仕方有りません。さっさと自分の業務を完了させて、あまりに対象の人のふるまいがひどいようでしたら管理職に報告しましょう。

このように「ドライ」に考える習慣を身につけるのは非常に大切です。

会社は1日の多くの時間を過ごす場所ですので、業務も人間関係もドライに考えられる方が楽だったりします。

もちろんバランスは大事なので、自分の都合に合わせて使い分けましょう。

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さいごに

最初からドライでいることは難しいです。

しかし何回か繰り返しているとすぐに身につくのでぜひ実践してみてください。

まず、イラッとするのは仕方のないことです。人として健全です。

ですがイラッとしたことをドライに考えるフィルターを通して整理しちゃうことが大切なのです。

イラッとして出てきたイライラくんに対して、「君には付き合ってられないのだよ」という具体に手早く次の作業に移ってしまいましょう。

これでOKです。

それでは。

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