【マーケティング】ペルソナをどうやって作るか【新しい切り口】

コラム

僕は仕事の領域はマーケティングになります。

しかしマーケティングとはデジタル環境の急速な変化や、言葉自体の近年の流行もあいまって定義されても実態がつかめないようなものになってきています。

ちょっと昔のコンサルみたいなものです。

僕からすると簡単にマーケターを名乗る人は怪しいです。情報商材を言葉巧みに売ろうとする人だと考えてしまいます。

話がそれましたが、マーケティングを行うにあたってペルソナは重要です。

ペルソナはもう古い。という声もチラホラ聞こえてきますが僕はそんなことはないと思います。

もちろんペルソナを深く考えなくてもそれを十分補えるほどのデジタル環境は変化しているからです。

ですが、僕はスキルとしてのペルソナ構成力を持っておくことは、個人としてマーケティング担当者の質を上げられると考えています。

ペルソナを起点にすることでユーザーに届けるまでの流れを説明できるからです。

そこで今回は、ペルソナを考える上での新しい切り口を発見したのでご紹介したいと思います。

▼この記事の参考になる人
・ペルソナを考える方法を知りたい人
・マーケティングに興味のある人
・マーケティング領域に足を踏み入れた人

ぜひ楽しんでいってください!

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結論は、漫画家にならう

マーケティングにおけるペルソナを考えようとするとき、親切にも書店には初心者向けのペルソナ設定本が山のように売られています。

そしてどの内容も「徹底的に細かく考え抜くことが良いペルソナを作るのだ!」ということが書かれています。

僕も何冊か読んでみたのですがいつも、それで具体的にどうすれば?という壁にぶち当たりました。

ペルソナを考えるべき概要は本で勉強できても、そのペルソナがマーケティングと結びつくところまでフォローしている本は見たことがありません。

そんな中、僕が気づいたことがあります。

漫画のキャラクターこそペルソナなのではないか?

これです。

漫画のキャラクターは読者の我々が考えている以上に作者がていねいに設定を組み込んでいます。

そして、優れたキャラクターは1人で勝手に動きだす。という漫画家の言葉を聞いたことはないでしょうか?

これがペルソナを考える上ではうってつけなのです。

まずここでお伝えしたいのは、漫画のキャラクターを考える技法がペルソナを考える上でとてもヒントになるということです。

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漫画がマーケティングとどう結びつくのか?

次に考えたいのは、ペルソナは設定できてもそれがマーケティングとどう結びつくのかがイメージできない。という点です。

これは上述のように、きちんと指摘できているペルソナ設定本はあまり見たことがありません。

そこでここも漫画の技法を参考にします。

簡単に言うと「漫画を書く」ということです。

先ほどは漫画家の技法にならってペルソナ(キャラクター)を設定することをお伝えしましたが、今度はそのキャラクターを実際に動かしていきます。

つまり漫画というストーリーの中でキャラクター(ペルソナ)が提供したいモノやサービスにどのようにコミットするのかを表現してみるのです。

もちろん実際に漫画を書こうと言っているわけではありません。

漫画のようにストーリーを設定して、キャラクター(ペルソナ)が自然にモノやサービスにコミットするのにはどのような環境や感情があるのかを考えようという話です。

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マーケティングは漫画という切り口で考えてみる

マーケティング初心者の方でもかなりイメージがしやすいのではないでしょうか?

簡単に言うとペルソナとはキャラクターでありマーケティングとは漫画のストーリーである。ということです。

もちろん、漫画は我々にとって身近な存在ですが、漫画に込められたものは簡単なモノじゃありません。

キャラクターの設定はもちろん、シーンやカット、コマ割りなどプロの漫画家はストーリーやキャラクターを最大限表現させるために神経を削っています。

この奥深さ理解しつつペルソナとマーケティングを考えられれば、スキルとしてはかなり質の良いものとなるでしょう。

さいごに僕が参考にしている本を2冊紹介します。

どちらも漫画を書く上での本になりますが、これをペルソナとマーケティングに置き換えて読み進めるととても参考になります。

ぜひ参考にしてみてください。

それでは。

描きたい!!を信じる 週刊少年ジャンプ編集部
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荒木飛呂彦の漫画術
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