【心理学で回避する】プロセス・ロスという落とし穴

フリーランス

日本は民主主義国家と言われています。

 

我々は学生時代から集団で何かを決定する時は多数決という手段を用いてきました。

 

これは公平さを保つための、民主主義的な考え方だからです。

 

また、日本社会は調和を大切にします。

 

そして調和を重んずるために、多数決という手段を用いるし、それが集団の意思決定であり最も優れた意思決定だと考えています。

 

しかし世の中のニュースを見ているとどうやらそれが正解ではないようです。

 

それが正解なのであれば、大企業の倒産や横領のような事件は無くなるはずです。

 

その根本的な原因を探るヒントとなるのが、今回ご紹介する心理学です。

 

キーワードは、プロセス・ロスです。

 

▼この記事が参考になる人
・なぜ集団の意思決定が間違うのか知りたい人
・集団の考えの方が、個人よりも優れていると考えてる人
・心理学に興味のある人

 

 

ぜひ参考にしてみてください!

 

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プロセス・ロスとは何か?

プロセス・ロスとは一言で言うとこのようなものです。

 

集団による話し合いの過程において、メンバーが本来持っている素質が十分に生かされず損失が生じること。

 

つまりメンバー間で十分な話し合いが行われていないことが、プロセス・ロスを引き起こす要因になります。

 

図で示すと以下のイメージです。

 

プロセス・ロスのイメージ

 

大きく分けて3つの要因からプロセス・ロスは引き起こされます。

 

集団の話し合いであれば、その場にいる全員に発言権があり、全員が納得のいく議論を行うのが理想です。

 

ですが、現実的にそれを実施できてるところはほぼ見かけられないと言っていいでしょう。

 

つまり集団内の個々人が発言をあきらめ、周囲の人に同調し流されることで発言力のある人の意見が間違ったものであっても通ってしまうことから、結果的にその集団は損失を被ることになります。

 

これは学校よりも、会社の中でよく見られる光景と言えそうです。

 

特にリーダーや課長といった人をまとめる立場にある人は、会議中の発言の少なさに心配してしまうことがあるのではないでしょうか?

 

このプロセス・ロスを回避して結果的な損失を防ぐためにはどうすればいいでしょうか?

 

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プロセス・ロスその対策法

プロセス・ロスの原因は、その集団の個々人が発言を控えてしまい、自由な意見がアウトプットされないことにあります。

 

そして発言を控えるには様々な理由がありますが、一番影響力が大きいのは意見することによる孤立感でしょう。

 

上述の通り、日本人は調和を大切にするため形は違えど和を乱すことに抵抗があります。

 

そこで、その抵抗を減らすために「悪魔の擁護者」という役割を立てることが重要です。

 

これは、その会議で役割として反対意見を言う人を立てておくというものです。

 

役割であれば、全員の理解のもとに自分の意見が言えるので抵抗は少ないでしょう。また、そのような反対意見が出ることで、他の人も自分の意見を発言しやすい環境を作れます。

 

このように、役割という形からでも会議の形式を少し変化させることで、集団ならではのパフォーマンスを上げることが可能です。

 

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さいごに

今回は集団の過ちを理解するプロセス・ロスを紹介しました。

 

これは僕の性格ですが、会議で引き起こされたプロセス・ロスをあえて見過ごして結果の予想を楽しむということをやっています。

 

当然偉そうに言えることではありませんね。

 

ただ、このような場合でも集団の意見と個人の意見は分けて考えるようにしています。

 

僕が最初は集団の決定が間違っていると感じても、結果的に良い結果につながるとそれはそれで自分の考えをあらためる良い機会になるからです。

 

プロセス・ロスも理解した上で日常生活で使うと、考えを切り替えるのに役立つのですごく楽になります。

 

今回は以下で紹介する本を参考にして記事を執筆しました。

 

プロセス・ロス以外にも役に立つ心理学のテクニックがたくさん紹介されているのでぜひ参考にしてみてください。

 

それでは。

 

 

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