人には本能的に承認欲求が備わっています。
ただ、承認欲求の強い弱いは人によって全然違います。
承認欲求の弱い人はそれほど気にならないかもしれませんが、承認欲求の強い人はこのクセを何とかしたいと悩んでいることでしょう。
僕もその1人でした。
ちょっと人からよく思われたいばかりに無理をしたり、良い顔をしたり、少し高いものを買ったりと、後になって無駄だったなと正直に感じたことが多かったです。
肩の力を抜いて正直に生きられたら楽なんだろうなぁ。というのは大袈裟かもしれませんが、これに近いものが承認欲求にはあります。
僕はその点を悩み抜いて、今では自分の承認欲求と上手く付き合うことができています。
そこで今回はこの記事で、僕が実際に自分の承認欲求と上手く付き合えるようになった方法をお伝えしようと思います。
▼この記事が参考になる人
・自分の承認欲求を何とかしたい人
・楽に生きたい人
・人生を変えたい人
ぜひ楽しんでいって下さい!
紙に書き出すことが何より大事
自分の承認欲求を抑える方法で一番効果的だったのは紙に書き出すことでした。
これはどういうことかというと、例えば少し高いブランド物の洋服を買ってそれを着て友人と遊びに行きたいと考えていたとしましょう。しかし値段を見ると少し買うのを迷っている。
そのような時はいったん家に持ち帰り、紙とペンを用意します。
そして自分がその洋服を買って得たいもの、楽しいと想像することを紙に書き出しましょう。
思いつくままに書いてOKです。
ブランドものだから高級感があって着心地がいい。素敵なデザインだから友人の評価が上がる。など、とにかく感じたままに書きます。
書き終わったら紙はそのままにして、その日はさっさと寝てしまいましょう。
そして次の日になったら書いた紙を読み返してみてください。
昨日の欲しいという自分の欲求の高まりと違った感覚で見返すと、少し冷めた感覚になります。
これ本当に自分が書いたのか?と思うこともあるでしょう。
さらに、そこに書いてあることが自分の目の前に別の人間としていたら自分はどう感じるか想像してみてください。
そんなくだらないことに熱心になっていてどうなんだろう?と少し引いてしまわないでしょうか?
これが客観的に自分を見るということです。
紙に自分の思いを書き出すことで、翌日の落ち着いた感覚で見返すことで強制的に自分を客観視することができます。
これを繰り返すことで、自分を客観視する習慣が身につき、いざという時にその場で自分の承認欲求を落ち着かせることができるようになります。
承認欲求は無くならない
残念ですがこれは事実です。
承認欲求は人の本能の1つなので、抑えることはできても無くすことはできません。
ですので自分の承認欲求を知り、上手く付き合っていくことが最も賢い考え方です。
そのために紙に書き出して、自分の承認欲求を言語化するトレーニングが必要になります。
言語化できないと、「何となく」という感覚だけで承認欲求に振り回されてしまうことになります。
それを防ぐためにもしっかり言葉に表すことで、自分に向き合うことができるようになるのです。
紙に書き出すのは極意
実は紙に書き出すことは、承認欲求を抑えること以外にも役に立ちます。
心理学の世界ではエクスプレッシブ・ライティングという名前で知られています。
これは自分がストレスを感じたりした時に、その気持ちやシチュエーションを具体的に紙に書き出すことで自分が抱えているストレスを減少させことができるというものです。
今回は承認欲求のコントロールのために紹介しましたが、それ以外にも自分がストレスを感じたり、悩んでいることがあれば箇条書きでOKですのでどんどん紙に書き出してみるといいです。
特に寝る前に書き出すと寝つきが良くなったりします。
エクスプレッシブ・ライティングはメンタルの改善に効果が認められているものです。ぜひ試してみてください。
さいごに
僕はエクスプレッシブ・ライティングのおかげでかなり自分のコントロール能力を改善できました。
今でも自分の承認欲求が登場することはありますが、その承認欲求とは都度うまく対話して付き合っています。
人に良く思われることは嬉しいですが、自分が見栄を張るようなものでは残念なだけですよね。
僕のように自分の行動に後悔が多いよ。という方はぜひ試してみてください。今からできるのでおすすめです。
それでは。
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