【経験して考えた】在宅ワークはずるい?_本当のデメリット

コラム

在宅ワークに切り替わって1年3ヶ月ほど経過しました。

 

新型コロナウィルスで時代はコロナ禍と呼ばれ、2020年4月に「緊急事態宣言」が発令されました。僕が勤める会社はそれより早く、同年2月最終週に突如全社員を対象に在宅ワークに切り替える方針が言われたのを今でも覚えています。

 

現在、会社は今後の働き方自体を見直す意味で、そのまま完全在宅ワークで仕事を進める形になりました。つまり在宅ワークがコロナ禍の一時的な措置ではなく、社員として勤める以上は在宅ワークが前提となりました。

 

そんな状況の僕は、学生時代の友人や近所の知り合いに「うらやましい」「ずるい。」と冗談混じりですがよく言われます。

 

僕自身は正直在宅ワークが自分の性格にあっているので嬉しい限りですが、在宅ワークに切り替わって1年以上すごしてみて、あらためて感じる在宅ワークのずるい部分本当のデメリットについてこの記事でお伝えしたいと考えています。

 

▼この記事が参考になる人
・在宅ワーク中の人
・在宅ワークに憧れのある人
・在宅ワークの実態を知りたい人

 

今回の記事は特に「生の声」なので、ぜひ楽しんでいってください!

 

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在宅ワークのずるい所_結論としてずるいです

「在宅ワークはずるい」とよく言われるのですが、正直その通りだと感じてます。

 

もちろん職種によると思います。フリーランスで働く完全成果主義の方なら反論される部分が多いと思いますが、僕のように会社員で在宅ワークなのであれば「在宅ワークはずるい」です。

 

これはもうご想像の通りです。

 

▼在宅ワークのずるいところ
・通勤しなくて良い
 →寝起き1分で出社

 
・仕事中にサボれる
 →副業してます(このブログです)

 
・上司や同僚と無駄なコミュニケーションを取らなくて済む
 →ストレスがすごく減って健康的

 

はっきり言って良いことずくめです。

 

「いや!そうは言っても大変なんだよ!」と反論したがる人がいますが、少なくとも上記の点で在宅ワークがずるいのは事実です。

 

ただ、一方でデメリットももちろんあります。

 

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在宅ワークのデメリットは長期的な形で降りかかる

会社勤務から在宅ワークに切り替わって一番ぶち当たった壁は「生活習慣の大幅な変更」です。

 

会社勤務と比べて時間的余裕が生まれたのは事実ですが、それに付随して以下のデメリットが発生します。大きく分けると2点です。

 

▼在宅ワークのデメリット
・体力の低下
 →確実に太る
 

・社内コミュニケーション上の不安感
 →ちゃんと同僚や上司と連携できてるのか?
  もしかしてサボってると疑われてないか?

 
・なんとなく同僚に聞けない

  

まず確実に太ります。人によっては体力の低下と比例して知らないうちにやる気も下がることでしょう。さらに座っている時間が余計に長くなるので、腰痛や肩こりなど別の問題も出てきます。

 

さらに在宅ワークで慣れないのは精神的な不安感がつきまとうことです。

 

「会社にいる=働いている」という意識がいかに根深いものだったのか痛感させられます。これは後々解説しますが、在宅ワークのデメリットで非常に重要なポイントです。

 

また、業務上でなんとなく聞きそびれていた所などのちょっとした確認を気軽に同僚にできなくなります。わざわざチャットしたり、電話したりするのは結構手間です。

  

そして上記のデメリットは全て「長期的」に自分の身に降りかかります。メリット、つまり在宅ワークのずるいところは初日から味わうことができますが、デメリットは長期的にやってくるので怖いです。

 

例えば上述の同僚にちょっと確認する。というのをそのままにすると、もちろん認識を誤ったまま業務が進むので初歩的なミスが後々発覚します。

 

会社勤務の時だったらこんなこと無かったのに!という具合です。

 

 

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在宅ワーク、「やることない」という状況

これは特に僕のようにオフィス勤務から在宅ワークに切り替わった方に起こりやすい現象です。

 

僕もそうですが在宅ワークはやることがない、ヒマだという状況が発生します。それは会社内のムダが無くなり、効率の良い業務ができているからです。
 

上司や同僚との雑談や飲み会、急に話しかけられておかしな同調する時間、会議室までの移動。こういった無駄なものが全て無くなります。

 

これによって本来の業務に対するパフォーマンスが発揮され、集中してタスクを完了できるようになるのです。

 

個人的には本当にありがたいです。そして空いた時間を使って僕は本を読み、ブログを更新しています。

 

会社としても業務が効率よくなって社員もより健康になり、自身の成長のために時間を使っているのだからまさにWin-Winだと言えるでしょう。

 

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在宅ワークで変えたこと_テーマは集中力

僕は在宅ワークをより有効活用するために変えたことが何個かあります。

 

会社に通勤していた頃よりもずっと充実してやろう。在宅ワークを思いっきりチャンスに変えてやろうと考えたからです。

 

▼在宅ワークで変えたこと
・スタンディングデスク
 →集中力維持、肥満と腰痛防止

・瞑想(1回10分)
 →集中力維持
 
・運動(週3回ジム、ランニング、自重トレ)
 →健康の向上、集中力維持

 
・ゲームの導入
 →リラックス時間の確保

 

基本的に集中力を維持向上させるために変えた、というところです。

 

当然ですが在宅ワークは誘惑が多いです。だらけようと思えばいくらでもできます。ですが、もちろんそれではダメです。

 

自分に厳しくするというより、この在宅ワークの先、将来の働き方をイメージした時に僕は非常に危機感があるからです。

 

ですので、何よりも先に集中力を鍛え、自分で維持向上できる人になることが僕のテーマです。

 

同時にリラックスする時間も自分で考えて作らないとです。以前のようにちょっとでかけて気分転換。ということができない世の中になりました。

 

そこで僕は高校生以来、全く興味のなかったゲームに興味が出てきたので、自分でリラックスできる遊びの1つとして新たに導入しました。

 

在宅ワークは自分でバランスを取らないとならないので、最初の頃は試行錯誤で大変でしたが、スタイルが出来上がってくると非常に楽しいです。

 

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在宅ワークで見る将来_危機感

僕は在宅ワークを通して、将来の働き方について強い危機感を持っています。

 

それは成果主義へのシフトです。

 

これは非常に聞こえがよくて、自然なものとして世間の支持を集める可能性が高い話です。これに危機感を持っているお前は成果が出せなくて不安なんだろう?と指摘されても仕方ないでしょう。

 

ただ、冷静に考えてみてほしいのですが僕に限らず世間の大多数の会社員は成果を出せていると思えません

 

僕は営業として働いている時間が長いので実感してるのですが、営業として契約を決めた時に、その成果が自分の営業だけでなし得たものでないのは明白です。

 

まず少なくとも半分以上は所属している会社の看板による信用や、その商品に対する価値で成り立っています。

 

営業したその人自身の名前が契約の決め手になった部分は果たしてどれくらいあるでしょうか?

 

これが成果の軸になるのが成果主義だと考えます。

 

そしてこの部分を見やすくしてしまったのが在宅ワークと言えます。つまり会社としてはより効率良く従業員を使って利益を上げていきたいわけです。

 

そこで在宅ワークを導入したら、あれ?無駄が見えたぞ?人的リソースは考え直さないとダメだね!

 

という具合に考えるのは自然なことでしょう。

 

僕はここに危機感を抱いています。これまで通り会社で用意された研修を受けていれば社内評価が上がる時代は終わりました。これからは自分で自分を成長させて、自分の市場価値を会社に見せて行くことの方が効率の良い時代だと考えます。

 

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さいごに_会社に頼らない自分になる

在宅ワークのずるい話からここまで発展したこの記事ですが、僕が伝えたいのは、在宅ワークがずるいのは事実ですが、それ以上にその意味を考えよう。ということです。

 

目の前のメリットを楽しんでいるだけでは、長期的に訪れるデメリットにやられて市場の中で死んでしまいます。

 

その場合は経済的に貧しくなり、気づいた時にはもう遅い状態です。

 

そのようなことになる前に、この記事をきっかけに今をチャンスにしてもらえると嬉しいです。

 

最後に、僕が上記の考えのもと自分を成長させるために毎日読書やブログを欠かさないのですが、この行動の源になる本をご紹介して終わろうと思います。

 

それでは。

 

 

会社に慣れすぎている人は、上司や同僚と同じであることで安心しようとします。この本はそのような無駄な安心感を抜け出し、本当に自分が幸せになるための方法が書かれています。

 

この本は非常に読みやすく、300ページくらいありますが読書が苦手な方でも1日2日で確実読み終わる優れものです。

 

僕も何かあるとすぐに読み返して元気をもらっています。手元に置いておきたい一冊です。

 

きみはスゴイぜ! 一生使える「自信」をつくる本
created by Rinker

頭では分かっているのだけど、どうがんばって良いのか分からない!そのような人はぜひこちらの本を読んで、この本で紹介されている「マージナルゲイン」という考え方に触れてみてください。

 

きっと今すぐにできることが分かること間違いないです。

 

しかもこの本は小中学生も読者対象にしているので非常に分かりやすいです。一方で、科学的根拠にもとずいた内容なので心強い。

 

本当に優れた本は、ページ数や難しい言葉は使わないんだな、と実感させてくれます。

 

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