「髪を切る」人によっては月に一回美容院に行っている人も少なくないと思います。
僕もかつてはそうでしたし、毎月5,000円程度の出費は大きいです。
なんとかコスト削減できないものかと、最近よく見かける1,000円カットが気になり始めてる人に向けてこの記事を書きました。

不安な人
1,000円カットで髪を切ると、変な頭にされそうで不安。
安い分、下手だし雑なんじゃないの?
でも、美容院代は高いしどうすれば、、、
その気持ち、よく分かります。僕も毎月美容院に行ってましたが、節約を考えると捨てられない選択肢なんですよね。
でも、1,000円である以上は美容院よりも下手で、
お店の回転数のために雑に扱われて変な髪型にされるのが怖くて手が出せませんでした。。。
ただある時、僕は勇気を出して1,000円カットに通いだしました。
そして失敗を繰り返して、「1,000円カットを安心して利用する方法」を確立したので、
この記事に盛り込もうと思います。
ですのでこの記事を読めば、あなたも1,000円カットを上手く利用して、納得のいくカットができるようになります。
一方で、本記事はあくまで「1,000円カットを安心して利用する方法」です。
美容院と同等に利用できるわけではないので以下のような方は引き続き美容院に行かれた方が良いと思います。
▼この記事内容が向かない方
・美容院と同じ技術レベルで1,000円で切ってもらいたい方。
→より安い美容院を探された方が良いです。
・髪型に絶対的なこだわりのある方。
→デリケートな方は1,000円カットに向きません。
つまり、「とにかく安く、普通に切ってくれれば良い」という方はぜひこのまま読み続けて頂ければと思います。
この記事を読み終える頃には、1,000円カットを知り、上手く利用する方法が今から使えるはずです。
それでは、本題に入っていきましょう!
結論は「コミュニケーション」
1,000円カットで変な髪型にされないためにすべきことは、「コミュニケーション」です。
これさえ押さえておけば、よほどのことがない限りはちゃんとカットしてくれます。
我々も人であれば、店員さんも人なのです。
我々が安心してカットしてもらうには、店員さんにも安心してもらう必要があります。
しかも、この記事でご紹介するコミュニケーションは、ものの1分足らずのテクニックです。
「自分はお客さんだぞ!なんで店員に気を使わないとならないんだ!」
このように考える方はこれまで通り美容院に行って、
サービスに見合うお金を支払って、快適な散髪体験をしてくればいいんです。
僕が申し上げたいのは、あくまで「1,000円カットを安心して利用する方法」です。
「1,000円払ってこの程度か」と感じるか、「1,000円で普通に切ってくれた!」と感じるかはあなたしだいです。
僕の経験を上手く知識として、テクニックとして活用するかどうかは自分しだいですね^^
では、ここで申し上げている「コミュニケーション」が何なのか深堀ってみていきましょう!
まずは相手を知る
コミュニケーションを取る以上は相手を知らないと話になりません。
「いや、、、店員さんなんて初対面だし、、、」
別に仲良くなる必要はもちろんありません(笑)
ただ相手の立場を理解して言葉を投げかけてあげることで、
前段でお話しした「安心感」を店員さんに与えてあげればいいんです。
そのためにはまず、1,000円カットと美容院の違いをあらためて整理します。
①サービス面
美容院:指名制、継続的な担当がつき、髪質や自分の好みを理解してくれる。
1,000円カット:基本的に指名制は無し、常に初対面の店員さんが対応。
②技術面
美容院:美容師さんは勉強し続けることが前提で、流行の理解が深く、
かつ継続的に担当することで希望にそうカットに長けている。
1,000円カット:カット時間は15分程度、パートの人も多く技術面は美容院に劣る。
※パートとはいえ有資格者です。
これだけ聞くと、1,000円カットってやっぱり微妙、、、
という風に感じるかもしれませんが、この美容院とのギャップと見逃してはいけません。
このギャップを上手く利用することが、「コミュニケーション」のポイントになります。
視点を少し1,000円カットの店員さんに寄せて整理すると、以下のことが想像できます。
・1,000円カットは美容院と比較されがち
・店員さんは基本的に時給
ここからはこの2つをもう少し噛み砕いてみてみましょう。
1,000円カットの店員さんを理解する
店員さんに、この人悪い人じゃないな、ちゃんと応えよう。
こう言う風に感じてもらえたら、お互いに気持ちよくなれるというものです。
1,000円カットは美容院と比較されがち
昔から全国に美容院はたくさんありますが、そういう意味では「1,000円カット」は後発といえます。
つまり、1,000円カットという場所は、美容院や床屋さんといったことのある人がほとんどということです。
私もかつてそうでしたが、1,000円カットは美容院の安いバージョン、もしくは美容院のカットだけをサービスとした所、
というイメージでみんな来店するわけです。
そこで納得いくか、ダメだと決めつけるのは人それぞれですが、
美容院とカットの違いを想像できてない人は、わりとガッカリされるのではないかと想像します。
そう言う意味では1,000円カットの店員さんも一緒です。
せっかくカットしても納得のいかない表情をされてたら気持ちよくないですし、
クレームをもらうのではないかと不安に感じるのも当然です。
店員さんの立場を考えると容易に想像できますね。
ですので、我々はあくまで「余裕」をもってオーダーする事を考える必要があります。
そしてこの「余裕」をちゃんと伝えてあげることが、店員さんの安心感を生み、気持ちよくカットしてもらうことに繋がるのです。
店員さんは基本的に時給
もちろん正社員の方がいて、社内の評価制度のもときちんと業務に励まれている方もたくさんいらっしゃると思います。
しかしながら、1,000円カットは継続的な担当者を前提とせず、
パートの方もたくさん働いている以上は、時給制で働かれていると考えるのが妥当です。
つまり、美容院のようにリピーターを増やして客単価を上げることよりも、
たくさんの人をカットする(回転数を上げる)方が事業としては優先なのです。
ここが、多くの方が「1,000円カットは雑に切るんじゃないか?」と不安がる所かもしれません。
ですので美容院のように、「ここの部分は髪をすいてボリュームを」とか、
「前髪は何cmくらい」というやりとりを望むのであれば美容院を選ばれた方が良いです。
ですので、1,000円カットでは「全体的にこういうイメージになるようにカットしてください」と、
自分の髪の長さのイメージを明確に伝えることが大切です。
そのためには、カット後のイメージをスマホの画像などで用意して店員さに見せることが必須です。
ここで重要なのが、あくまで「髪の長さ」にこだわってイメージを持つ事です。
全体のイメージを写真で伝えても、当たり前ですが100%その通りに再現は美容院でも難しいです。
さらに1,000円カットは一人当たりのカット時間は15分程度、
「この部分は髪をすいてボリュームを」、「毛先の切り方は変えて」、、、
このような対応はやりたくてもできないのが店員さんの実情です。
これを理解すると、あくまでカット後の「髪の長さ」にこだわることの大切さをお分かり頂けると思います。
美容院であれば、ぼんやりとしたオーダーでもそのために修行を続けている美容師さんがカットしれくれますが、
1,000円カットであれば「髪の長さ」に焦点を絞ってオーダーすればミスになりにくいということです。
あとはオーダーするだけ!具体的には?
ここまでで、だいぶ1,000円カットについて理解を深められたのではないでしょうか?
1,000円カットの店員さんも大変ですね。
上述のポイントを理解してオーダーすることで、安心してカットできるはずです。
ただ、上述は要点をまとめただけですので中々イメージが湧かないですよね。
そこでここでは、僕が普段行っているオーダーの際のコミュニケーションを記載します。
ぜひ参考にしてみてください。

店員さん
お待ちのほうれん草さーん。どうぞー。

はーい。
よろしくお願いします。

店員さん
お願いします。
今日はどのようにされますか?

はい。
全体の長さのイメージはこういう感じです。
※スマホで画像を見せる
今は2ヶ月くらい伸ばしっぱなしなので、その分ザックリ切ってもらって全然大丈夫です。

店員さん
OKです!
了解しました。
たったこれだけです。
おそらく「え?」と驚かれたり、「こんなの自分もやってるよ」と感じられた方も多くいらっしゃると思います。
文字に起こすとこれだけなのですが、それでもできていない人は見ていると結構多いです。
整理すると、以下がポイントです。
挨拶:自分から「よろしくお願いします」と切り出す。
画像:必ず「全体のイメージ(長さ)」を明確に見せる。
余裕:前回のカットからどれくらい期間が空いているのかを説明する。
店員さんに、前回のカット後の長さのイメージをもってもらう。
ひとつひとつ見ていきましょう。
挨拶
お客さんであっても自分から切り出すことが大事です。
他のお客さんを見ていると、挨拶をする人は少数派。
1,000円カットの店員さんも何人もの人を流作業のようにカット続けているので、
自分の時には気持ちを切り替えてもらう意味でも挨拶は自分からしましょう。
画像
画像は必須です。美容院じゃないから必要ないでしょ、と思っているとイメージと全然違う形にカットされてしまいます。
納得のいくカットから遠ざけない意味でも、しっかり持参して恥ずかしがらずに見せましょう。
店員さんとしても、素人にペラペラと言葉で話されてもイメージできないのは当たり前です。
我々が何を希望しているのか、大枠だけでもちゃんと共有できるようにします。
余裕
僕は何ヶ月ぶりにカットに来たのかを伝えるようにします。
店員さんも有資格者でプロなわけですから、「何ヶ月切ってない=前はこれくらいの長さ」と想像できます。
つまり、オーダーする側の許容範囲が分かるわけです。
さらに、「サッパリしたくて」など一言付け加えてあげるだけでも全然違います。
こちらも相手の目を見てにこやかにオーダーすることで、
相手もクレームを恐れずにカットしてくれるわけです。
コミュニケーションはあなどれない
以上が、僕がいろんな1,000円カットに通い詰めて出した結論です。
おそらくここまで考えてオーダーされてる方は少ないのではないでしょうか?(笑)
ただ、このちょっとした工夫で、1ヶ月5,000円(1年60,000円)から大幅に節約できると思うと
すごくお得じゃありませんか?
もちろんトライしてみるのはあなたの自由です。
ただ僕は、このやり方で頭もお財布も気持ちよく過ごしています。
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです^^
コメント