【心理学の技】社会的証明を理解して周りに流されずに生きよう

フリーランス

外出先で今日のお昼ご飯を何にしようと考えている時、行列のできるお店を見て「あのお店は美味しいんだろうな」という風に感じたことはありませんか?

 

美味しいから人気店になって、人気だから人が入り切らず行列ができている。というのは自然の解釈ですが、試しに並んでみて思ったほどじゃなかった。そんな経験はおありでしょうか?

 

何が言いたいかと言うと、この場合は必ずしも「行列と味は比例しない」ということです。

 

今回ご紹介する心理学のテクニックはこのような事例をもとにした社会的証明の原理と呼ばれるものです。

 

人が根拠もなくそのようなミスを犯してしまうのはなぜでしょうか?

 

その秘密と、もう騙されないための防衛法をご紹介していきます。

 

▼この記事が参考になる人
・周りに流されて決めてしまうことがよくある人
・周りに流されて損をした経験のある人
・心理学に興味のある人

 

周りに流されなくなる第一歩。ぜひ楽しんでいってくださいね。

 

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社会的証明の原理とは何か?

今回のテーマである社会的証明の原理。

 

人の決定に影響を与えるものは何か?

 

社会的証明の原理は、この問いに対する答えになります。

 
結論は「その他大勢がしていること」と同じことをしようとする。です。

 

図にすると以下のイメージです。

 

社会的証明の基本の型

 

行列のできるお店の例を挙げていましたが、まさにこれです。

 

これ以外でも、自分が詳しくない分野のことや、正直どうでも良いことについては特にこの社会的証明の原理の影響を受けやすいです。

 

自分の過去の決定を丁寧に思い返すと、なるほど。と実感することはありませんでしょうか?

 

ただ、これだけ聞くと社会的証明の原理のイメージはお店の行列だけになってしまいますが、別の事例を見てみると実はかなり恐ろしい一面が見えてきます。

 

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社会的証明の原理の怖い事例

人が意思決定をする時に、その他大勢と同じことをしようとする。その影響を受ける。ということは説明しました。

 

実はこの社会的証明の原理は過去にこのような恐ろしい事件の結末を引き起こしています。

 

それがこちらです。

 

社会的証明の原理、集合的無知の事例

 

これは結果的に集合的無知の事例として取り扱われています。

 

しかし、周りがそうだったから自分もそうしておこう。そのような判断でやりすごした経験は誰にでもあると思います。

 

それが殺人事件に発展してしまったのです。

 

もしも誰かがこの集合的無知に陥る状況を理解していたら警察に電話をかけ、被害者の女性は命を落とさずにすんだかもしれません。

 

よく、痴漢にあったら「火事だ!」と叫んだ方が良いという教訓めいた話をききますが、この集合的無知を避けるための対策の1つだと言えます。

 

しかし、この恐ろしい結末さえ引き起こしてしまうこの社会的証明の原理は、何によって引き起こされるのでしょうか。

 

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社会的証明の原理が動き出すトリガー

社会的証明の原理は生活の至る所で起こります。

 

身近な小さな風景の中にもあれば、上述の集合的無知の事例のような悲惨な結果も招く恐れもあります。

 

そしてこの社会的証明の原理作用する条件は科学的に解明されており、それは以下のような図で示すことができます。

 

社会的証明の原理が強く作用する条件

 

社会的証明の原理は、人の意思決定に大きな影響を及ぼします。

 

そしてその意思決定をする時に、「不確実性」と「類似性」がそろっている場合は特に強く作用することがわかっています。

 

つまり何かを決める時に、それを決めるための十分な知識や経験や情報を自分が持ち合わせていない不確実な状況においては、人は自分に似た人と同じ行動を取る。ということです。

 

そして類似性は性別や家族構成など、共通点が見出せるものであれば何でも作用します。

 

ここからは、自分がこの社会的証明の原理の被害者にならないように防衛法を見ていきましょう。

 

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社会的証明の原理の防衛法

ここまでの説明で、社会的証明の原理が人の意思決定に与える影響力の大きさを十分に知っていただけたと思います。

 

もしこの強力な社会的証明の原理を活用するのであれば、意図的にお店の前に行列を作ったりすれば簡単に自分の武器にすることができます。

 

一方で、我々がこの社会的証明の原理の被害者にならないようにするためにはどのようにすればいいでしょうか?

 

それは、この社会的証明の原理の働きを理解していれば簡単に防ぐことができます。

 

図で示すと以下の形です。

 

社会的証明の原理の防衛法

 

もし行列のできるお店を見つけたら、その行列だけで判断するのはやめて、グルメサイトをチェックしたりして他の情報に触れるようにしましょう。

 

また、自分が緊急事態に陥った際は、周囲の人は集合的無知によって助けにかけつけてくれない可能性が高まります。

 

そのような場合は、目についた人を的確に指定してその集団から切り離して助けを求めるのです。

 

「そこの方。そこの緑のスーツを着たメガネの。そう。あなたです。助けてください!」

 

このように具体的に助けを求めることで、社会的証明の原理の被害者にならずにすみます。

 

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さいごに

社会的証明の原理は本当に身近なところにたくさん存在しています。

 

特に会社という環境はそれが随所にあらわれているので、この記事で社会的証明の原理を理解してから会議にのぞんだりすると非常におもしろいです。

 

僕も「あ。これは社会的証明の原理が働いているぞ。」と気づくことが多くて非常に参考になります。

 

また、一方で社会的証明の原理が必ずしも全てウソが隠されているというわけではありません。

 

行列のできるお店の例で言えば、本当に人気店で仕方なくお店の前で待っていることもあるでしょう。

 

しかし、あくまで鵜呑みにすることが危険である。ということをこの記事ではお伝えしたいと考えています。

 

今回ご紹介した社会的証明の原理は、『影響力の武器』という本を参考に紹介しています。

 

他にも今から使える心理学のテクニックが満載なので、手元に持っておくことをおすすめします。

 

人生を変えたい、もう損はしたくない。そのように考えている方にぜひ1度手にとって読んでもらいたい1冊です。

 

それでは。

 

影響力の武器
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