僕は格闘技大好き人間でして、ここ数年はRIZINやK-1などよく現地に観戦に行っています。
周囲の人からは、結果は後からでも知れるし、わざわざ現地に観戦に行く意味があるのか?ということを聞かれます。
もちろん僕自身家で視聴することもあるので、家で視聴することのメリットも承知の上で言いますが、やはり現地で観戦するのは楽しいです。
そこで今回は、コンテンツとしては同一のものであるにも関わらず、現地観戦の方がおもしろい理由について心理学の視点も使って解説していこうと思います。
▼この記事が参考になる人
・RIZINやK-1を現地観戦に行こうか迷っている人
・現地観戦のメリットを知りたい人
・まだ現地観戦に行ったことがない人
ぜひ楽しんでいってください!
現地観戦と家で視聴は得られるものが全く違う
近頃、「新しい○○体験」という言葉を聞いたことはありませんか?
例えば音楽で言えば、同じアーティストの同じ曲を聴くにも関わらず、再生するオーディオで楽しみ方が全然違うというものです。
格闘技の現地観戦と家の視聴にも似たようなことが言えます。
まとめると以下のイメージですが、両者は比べるものではないと感じてもらえると嬉しいです。
現地観戦のメリット
・試合に目撃者になれる
・臨場感を味わえる
・お祭りに参加できる
家で視聴のメリット
・手軽に楽しめる
・座席位置に関係なく良いポジションで見れる
・観戦中にくつろげる
それと同時に、現地観戦のメリットはどうもイメージが湧きにくい。そのように感じないでしょうか?
正直僕も現地に観戦に行くまでは、どれだけ聞かされても疑問しか残りませんでした。
そして実際に行ってみると楽しいのですが、それを人に伝えるために上手く言語化できていない自分がいました。
しかしながら、それを解くきっかけは意外にも心理学でした。
現地が楽しい理由は、群集心理が働くから
実は現地観戦で言葉にならない楽しさを覚える理由は、群集心理という心理現象が働いて我々の気分が高揚するからという科学的に解明された理由があります。
これは当然ですが格闘技観戦に限った話ではなく、野球やサッカーのスタジアム、テーマパークや地元のお祭り、大型ショッピングモールでも起こります。
例えば、ディズニーランドは楽しい場所ですが、昨今のコロナ禍で1日あたりの動員数が減ってしまい、なんとか遊びにいったものの現地は盛り上がっている感じがなくて普段ほど楽しめなかった。
このような場合は群集心理が十分に働かなかったケースだと言えるでしょう。
反対に、群集心理が働きすぎるケースも存在します。
それが数年前に取りただされたハロウィンの渋谷の暴動です。
人は群集に属すると気分が高揚するということはお話しましたが、それと同時に無責任性も高まります。
これは群集に属することで個人の責任感が薄れるというもの。
このように群集心理は適度に我々を楽しませてくれますが、極端に働くと社会的に良くない影響を及ぼします。
群集心理で見る格闘技観戦
野球やサッカーと違って格闘技はまだまだメジャーとは言えないスポーツです。
僕の周りにも僕と同じように格闘技を楽しんでいる人は全然いません。しかしながら僕のように熱いファンいるのは事実です。
それが試合会場で集まって、一緒に試合を盛り上がれる。これは楽しいです。
まさにイベントでありお祭りなのです。
写真のように自分と同じものが好きな人たちが集まって一緒に盛り上がっているのは楽しいです。
当然ですがみんな知らない人ですし、お互いに声をかけあったりはしません。
マナーを守りながら一緒に試合の結末を見届ける。
これは現地観戦でしかできない格闘技の観戦体験です。
まだ現地観戦したことのない人へ
ぜひ現地に足を運んでみてください。
僕は最初は1人で行きました。もちろん、格闘技というジャンルであるため、血の気の多い人がいたら嫌だなぁという恐怖感があったのも事実です。
しかし当然ですが、そんな人は見たことないです笑
みんなマナーを守って楽しんでいます。
現地観戦は厳しいルールやマナーがあるわけではないのですが、格闘技観戦の場合は野球やサッカーに比べると観戦時間が長いです。
野球が3時間くらいだとすると、格闘技は6時間くらいはよくあります。
ですので人によりけりですが軽食などの事前準備は大事です。ただ、今の時代が時代なので現地観戦前にHPなどで来場の方向けの案内はチェックしておいた方がいいです。
さいごに
今回は格闘技観戦をきっかけに群集心理を紹介しました。
お家観戦もメリットがあって良いのですが、やはり現地観戦でお祭りを味わいたいと僕は考えています。
そして多くの人にこの楽しさが伝わればいいなと思い今回の記事にしました。
これをきっかけにチケット購入に踏み切ってもらえると嬉しいです。
それでは。
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