【心理学を使おう】ピグマリオン効果で期待を結果に繋げる

心理学

期待してるよ!

 

こんな風に言われてやる気になった経験はありませんか?

 

場合によってはプレッシャーをかけられているようで気分が悪いですが、雰囲気良く純粋に言われると嬉しいものですよね。がんばろう!という気にさせてくれます。

 

では、その結果はどうでしたか?もしくはどのようになると考えますか?

 

期待に応えようとがんばった結果、成果も出せて自信がつくこともしれません。

 

一方でがんばったけど成果が伴わないこともあるでしょう。

 

状況や運の要素もあるかもしれませんが、モチベーションが上がることで成功の確率は上がりそうですよね。

 

今回はそのような期待されることでパフォーマンスが具体的に上がるのかどうかみた心理学を紹介します。

 

キーワードはピグマリオン効果です。

 

▼この記事が参考になる人
・期待することの効果を具体的に知りたい人
・職場の同僚や部下のモチベーションを上げたい人
・心理学に興味のある人

 

ぜひ楽しんでいってください!

 

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ピグマリオン効果とは?結論、使うべき!

ピグマリオン効果は、期待された人がその期待通りに成功へと取り組むことの心理現象を表します。

 

つまり、「あなたは次のテストで90点以上取れますよ!今か勉強すれば大丈夫!」

 

このように好きな教師から言われたらモチベーションは上がりますよね。

 

そして言われた側はがんばろうと勉強に励み、結果的に90点以上とってしまうのです。

 

図で示すと以下のイメージです。

 

ピグマリオン効果のイメージ

 

当然ですが、ピグマリオン効果はその結果や成果を保証するものではないです。

 

ただ、目標に向かって努力することは、その目標を達成する確度を上げてくれるのは間違いないので一定の効果はあると言えそうです。

 

それでは、具体的にどのように相手に期待を示せば良いのでしょうか?

 

「がんばってね!期待しているよ!」この声かけだけでピグマリオン効果が生じれば苦労はしません。

 

モチベーションを高めたい相手は、きっと落ち込んでいたりやる気が下がってしまっている状況にあると思います。

 

その点を踏まえて考えてみましょう。

 

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何より相手の話を聞くこと

相手に期待していることを示すには、こちらからいかに相手に期待しているかを説明するよりも、徹底的に相手の話を聞いた方が効果的です。

 

結局のところ、相手にも意見はあるわけでこちらの期待をいくら説明したところでそれは我々の期待でしかなく、相手の思いは何も汲み取っていない形になります。

 

ですので、まずは相手の話を聞いてみましょう。

 

切り口は何でも良いです。「最近どお?」「この前のコンペ残念だったね」「最近元気ないけど、会社の雰囲気悪いから元気も出ないよね」

 

このように何でも良いので相手に話してもらうきっかけを投げかけてみましょう。

 

1回で話してくれないようでしたら、何回でも声をかけてみて良いと思います。

 

そして相手が話してくれたなら徹底的に話を聞き、最後にこのように伝えるのがいいと考えます。

 

「話してくれてありがとう。確かに僕もそう思うし、会社のここは問題だと思う。今すぐ改善は難しいだろうけど、君の○○○○という部分が優れているのは間違いないから、そこを起点にちょっとやってみようよ。それだけで結果はすぐ出ると思うよ。」

 

このように、聞くことと共感することの先に期待を示すことが大事です。

 

受け取る側からすると、自分が正しく評価されていると感じて気持ちも前向きになることでしょう。

 

これは簡単そうに見えますが、忙しい社会人は実際にできている人は少ないと思います。

 

ただ、やる価値はありそうですよね。

 

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さいごに

今回はピグマリオン効果を紹介しました。

 

当たり前に感じていたことも、心理学は科学的に解明してくれているのであらためて認識した上で効果的に使うと良さそうです。

 

この記事は以下で紹介する本を参考に執筆しましたが、ピグマリオン効果意外にも使える心理学のテクニックがたくさん紹介されているのでぜひ参考にしてみてください。

 

趣味で心理学を始めると楽しいですよ。

 

それでは。

 

 

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